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物件探しで病んだわたしが学んだ「物件探しで悩まないコツ」5つ

今の家に住み始めてから約2年。

エリアには満足しているけれど、そろそろユニットバスにも嫌気がさしてきたし、荷物も増えて6畳ワンルームは狭くなってきたなぁと思ってきたので引越しを決意しました。

 

しかし!!

 

物件を探し始めて3日で病みました。

 

ゆぴ
ゆぴ
しんどい3日間だった

 

「今ごはんを食べているあいだにも新たな物件が出ているんじゃないか…」

と思うと仕事が手につかず、寝る間も惜しんでSUUMOで物件探しに明け暮れた結果、部屋と肌が荒れました。

 

さらに、

「家賃◯万円出してもこんなグレードの家しかないなら、1万円上げてしまおうか…」

と、どんどん家賃が上がっていき、最終的に悩みに悩んだ挙句、

「自由が丘に12万円の物件があったんだけど、どう思う?」

と親に電話し、「目を覚ませ」と言われたことで自分が物件探しの闇に飲み込まれていることに気付きました。

 

そこで今回は、わたしが病んだことで学んだ、「物件探しで悩まないコツ」を記しておきます。

 

住まい探しめっちゃ大事。

タイムリミットを決める

やはり人間、終わりが見えないとダラダラとしてしまいがち。

わたしの場合、更新が半年以上先なので、先の見えない状況に精神的にやられてしまい、良い感じの物件を見に行っても、

「もっと良い物件が明日には出るかもしれない…」

などと希望を抱いてしまったので、タイムリミットはしっかり決めておきましょう。

転職と同じで、「そのうち転職したいなぁ」と言っている人が半年くらいダラダラと転職活動をしているように、「そのうち引越したいなぁ」という気分ではいつまで経っても引っ越せません。(確信)

個人的には1〜3月は不動産の流れが激しい、と聞いていたのでそれまでに決めたかったのですが、現時点(11月)でも物件はすぐに出るし、すぐになくなるのであまり変わらないような印象です。

 

ゆぴ
ゆぴ
良いところはすぐ取られちゃうもの

 

ちなみにうちの親は3ヶ月間くらい物件を見ていたらしいので、長期的ならそのくらい、短期的なら1〜2ヶ月くらい見ておくと良いのかなと思います。

逆に、「1週間で決めるぞ!」というのも大変体力を摩耗するので1〜2ヶ月くらいがちょうど良い気はします。

微妙な物件は内見しない

わたしは3日間で4軒見てきたのですが、「これは本当に良い!」と思った物件しか内見しないほうが良いです。

なぜなら、図面上で「うーん」な物件は、実際に見に行っても大体「うーん」だからです。

不動産屋さんはすぐに「見にいってみましょうか!」と言ってくれるのですが、微妙な物件に足を踏み入れた瞬間のリアクションに困ることになります!

また、内見をするのにも結構時間を取られてしまうので、自分のなかでパーフェクトな物件に出会って、あとは細かいところを確かめる段階まで来たら内見したほうが良いです。

あと、エリアに満足していないのに内装が素晴らしい物件を見てしまうと、後に見る物件がすべてショボく見えるのでやめましょう。

 

内見は「最終チェック」と心得るべし!

 

ゆぴ
ゆぴ
内見の無駄打ちはしない…

不動産屋に同情しない

これは人の心理的なものだと思うのですが、不動産屋さんにお世話になればなるほど、「あぁ、もう早く決めてあげたい」みたいな気分になってきます。

わざわざ物件を一緒に探してくれて。物件紹介メールをくれて。いろんなところに電話をかけて確認してくれて。内見までセッティングしてくれて。

 

そんな人のこと、蔑ろにできるわけないじゃん!!!!

 

…な心を鬼にして、微妙な物件には首を横に振りましょう。住むのは自分だからね。

内見の時間の都合上、一緒にお昼ごはんまで食べて親密になったこともありました。彼に契約を取らせてあげたいと思いました。

しかし、それと物件は別の話。

納得の行く物件に出会うために、同情で妥協するのはやめましょう!

家賃は決めたら値上げしない

物件探しのキモになるであろう「家賃」。

これは絶対に譲っちゃダメ!!!

「◯万円だと嬉しいな〜」という感覚で探すと、大体出てきません。

結果的に、「あと1万円ならあげても良いか」「もう5000円」という感じで徐々に上がっていき、気付いたらちょっと厳しい家賃になっています。

「今の自分に払える額は◯万円」と決めたら、その範囲だけで徹底的に探す!

もし、それで良い物件が出てこなかったら家賃を上げるのではなく「待つ」!

 

短期間で探していると実感しづらいけど、物件は絶対出てくるんです。

「あれにしておけば良かったなぁ」と思っても、似たような物件が同じような価格でそのうち出てくる。

焦らずに、自分の決めた家賃内で探していきましょう。

ゆぴ
ゆぴ
将来の自分の首を絞めかねないからね…

優先順位・妥協できるものを決める

最後に、物件探しでよく言われるのですが、「妥協できるものを決める」こと。

  • エリア
  • 駅からの距離
  • 家賃
  • 設備

このなかで、譲れるものはどれでしょう?

ちなみに、わたしは何ひとつ譲れませんでした。

しかし、物件を探していくうちに、「なるほど、この家賃設定だとこの設備は無理なんだなぁ」ということが段々とわかってきます。

わたしの希望していた物件は

  • オートロック
  • 2階以上
  • 25平米以上
  • バストイレ別
  • 駅徒歩7分
  • 脱衣所あり
  • 浴室乾燥あり
  • 独立洗面台あり
  • 二口コンロあり
  • クローゼットあり
  • 宅配ボックスあり

 

と、フルコンボラインだったのですが、最終的にとりあえず料理ができれば良いか、と「二口コンロ」を諦め、コンビニに取りに行けば良いか、と「宅配ボックス」を諦め、普通に干せば良いか、と浴室乾燥を諦めるまでに成長しました。

「妥協するものなんてない!」と思っていたはずなのに、意外とあるものなんですよね…

 

ゆぴ
ゆぴ
「プラスアルファ」を探してみよう

 

ちなみに、不動産屋さんとも話していたのですが、一番妥協しちゃいけないのは「エリア」なのだそうです。

設備や内装は何とかなるけれど、エリアだけはどうしても動かせないから。

 

実際、わたしが今住んでいるところも、設備や間取りは今ひとつですが、場所はものすごく気に入っていたからこそ、2年間も住めたようなものでした。

「住めば都」とは言いますが、個人的にはどんなに豪邸に住んでいても、あまりに乗り換えが面倒だったり、場所が遠すぎたりすると、出かけるのがストレスになって引きこもりがちになってしまうので、エリアは大事だな、と思います。

物件は腐るほどある

これはわたしのお母さんに言われたことです。

目が覚めますよね。

どんなに問題のない物件でも、ライフステージだったり転勤だったりで絶対に人はそこから引っ越していくわけです。

特に、東京なんて本当にたくさんの人がいるのだから、必然的に部屋は空く。

それは明日かもしれないし、明後日かもしれない。でも確実に「この部屋しかないんだ!」なんてものはありません。

そう考えるとちょっとラクになりますよね…。

もし、サイトを覗いてみて、本当に良い物件がないのであれば、「今はその時ではないんだな」と思ってどっしり構えるくらいがちょうど良いのかも。

皆さんも、わたしのように「物件探しの闇」に陥らないように気をつけてください。

ABOUT ME
ゆぴ(17)
17歳の頃から17歳な17歳。ライターをしながらブログを書きイラストを描き写真を撮って声優をやるマルチクリエイター。 17歳らしい繊細でエモみある取材と文章が特徴です。